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今年の9月で結婚10周年でした。
9月はハワイに行ったりもしましたが、結婚記念日に関しては2人共まったく失念。 気づいた時にはすでに10月でした。 日常の延長であり、特別何か変わったことがあるわけでもない。 結婚10年といってもそんなものです。(もちろん我が家は、ですが・・) とはいえ、このチャンスを逃す手はない、と行ってみたかったレストランを予約してもらいました。 アニュ(a nu retrouvez-vous)は広尾の商店街のはずれに位置する流行りのフレンチ。 ランチや週末の予約は取りづらいとのことで、思い立ってから約1ヶ月後の訪問に。 白を基調としたモダンな店内は天井が高く、開放感があります。 ミニコース、コンパレゾンのコース、シェフのオススメコースの3種。 このラインナップだったら10中8、9コンパレゾンを選ぶだろう、と思われる。 コンパレゾンとは食材を2種類の異なる調理法で供して、比較を楽しむコンセプトなのだそう。 私達もコンパレゾンを注文。ちなみに両隣のテーブルも同じコースでした。 アミューズ3種。 お猪口のような小さな器の下に突起がついており、プレイスプレートの模様かと思った穴に 収まる趣向。面白い。 トピナンブール(菊芋)のスープ、またいただきました。 私が菊芋ってフランス語でなんだっけ・・・と考えている数秒間にサービスの方が、 英語ではアーティチョークです、とおっしゃったの。 それは違うんでしょー、と思ったけれど、帰って調べたら「エルサレム・アーティチョーク」 というんだそう。なるほど・・。 昔は有用な栄養がないから、と飼料用にしか使われていなかったが、最近では 栄養素の一部が血糖値を下げる効果があるとして注目されている食材なんだとか。 もう一品アミューズ。北あかりとチーズのムースが底に敷かれて、その上にウズラの温泉卵。 にんにくの泡でカプチーノ仕立てにしてある。これ、超おいし~。底からすくって混ぜていただく。 さていよいよコンパレゾン。 はじめは秋刀魚の比較料理。 玉ねぎのコンフィの上にパイ、コンフィにした秋刀魚を重ね、香草、紅芯大根が添えられた一皿、 と長野県の新鮮野菜を秋刀魚の肝ドレッシングでいただくサラダ。 こういう美しい盛り付けにありがちな、何を食べているのかわからない感じではなく、 ちゃんと歯ごたえや香り、味にも主張があっておいしい。 キノコの比較料理。 フォワグラのポアレにキノコの濃縮されたコンソメをかけていただく一皿、 と巨大マッシュルームポットベラのスライスで毛蟹の身を巻いたバトン、キノコのソルベ添え。 フォワグラおいし~。カリカリに焼かれた大麦の食感とコンソメのさっぱりした感じが 非常に良い。バトンの方は見た目ピッコロ(お菓子)そっくりだけど、やさしい蟹の甘さと 強すぎないキノコの香りで調和がとれています。 キジと栗のブルーテ、鮮魚のポワレの後、ビアンド。豚と鹿から選べます。 私は鹿をチョイス。 鹿もも肉のローストレフォールソース、リンゴ添え。 これがねぇ、びっくりしました。 ローストしたお肉の中央部分をくりぬいたミキュイ、というよりむしろ食感はまったくの生。 ぴりりときいたレフォールが、まるでタタキを食べているような不思議な感覚。 おいしい。りんごとの相性もばっちり。 もう一皿はレバーのフリットでした。こちらはまぁ普通。 夫が選んだ豚。 皮付き豚の炭火焼き、エピスソース、と小さいアメリカンドック。 こちらも皮がパリパリで完璧なキュイ。 デザートはなんとカボチャの比較。 パイでサンドされたチーズアイスとカボチャクリーム。手でいただきました。 全体的にはかなりの高評価。 お皿が出てきたときに軽い驚きがあって楽しく、味がちゃんとおいしい。 料理に合わせて数種類いただけるグラスワインのセットがあるところも非常に使い勝手が良い。 惜しむらくは席の間隔が近いため、サービスの方が料理やワインをサーブするとき以外 席の間に入ってこられない。食べ進む最中に何かちょっと聞きたいな、と思ったときにも 遠くにいらっしゃるので中々お話ができません。 逆に隣の席への説明もよく聞こえるので、同じコースなら度々同じ説明が聞けます。笑 夫が思いのほか満足していたのでよかった。懲りないでくれてラッキー。
by sasamikitchen
| 2011-11-26 20:56
| 外食
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